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腹から声は出る?発声の仕組みとは

この記事の所要時間: 318

こんにちは!新宿、高田馬場などでボイトレを教えているボイストレーナーの酒井です。

ボイストレーニングを頑張っている方、ミックスボイス云々の前に“どうやって声が出ているか”を知っていますか?
「そんなの知っているよ!」という方は飛ばして頂いても良いのですが、ボイトレにおいて知っておいた方が良い事を簡単に書いておきます。

どんな声も声帯で生まれる

声を出す事においての声帯の重要性

声帯まず、喉仏には「声帯」という2枚のヒダがあり、この声帯に息が当たり、息の圧力に声帯が抵抗する事で音が生まれます。
この生まれた音の事を「喉頭原音」と言いますが、この時点ではただの唸り声の様な物です。
喋り声や歌声はその喉頭原音が共鳴腔(喉・口・鼻)で増幅され、色付けされて出てきた音という事になります。

腹から声は出ない!

ボイストレーニングについて調べていて、「お腹から声を出して」という言葉を聞いた事がある人は多いと思います。
ですが、上で書いた様に声は声帯で生まれ、口から出る物です。
実際の所、「お腹から声を出して!」という言葉は発声に関して素人の方がよく使うものの、あまり役に立たないアドバイスである事に注意した方が良いと思います。

声は胸や頭に響く?

喉の仕組みまた、「胸に声を響かせる」「頭に声を響かせる」という考え方もポピュラーですが、私がこう指導する事はほとんど無いです。
何度も言いますが声が生まれる場所は声帯なので、それより下の場所にある胸に音が逆流して大きく響いたりはしないし、鼻より上には響いていく空洞が無い為です。
私自身、昔は胸や頭に声を響かせようと数年頑張っていましたが、結局その感覚は得られず、「自分には才能が無くて無理なんじゃないか……」と落ち込んだものです。
しかし、そんな私でも現在は昔と比べると格段に歌が上達したので、昔の私と同じ状況の方も安心して練習に励みましょう!

声帯の伸展と閉鎖

さて、私は声を生み出す器官である声帯を重要視している為に、もう少し詳しく書きますね。
声帯は2枚のヒダが強く合わさる事で強い声、弱く合わさる事で弱い声が出ます。
また、声帯は低音を出している時には前後に縮んで緩み、高音では前後に伸びてピンと張られます
つまり、高音を出す時には声帯を縦に伸展させる動きが必要なのですが、声帯が伸展すればする程に声帯は開きやすくなってしまう為に、閉鎖のコントロールが難しくなります。

脳と神経の重要性

声帯を動かしているのは喉周りの細かい筋肉です。ピアノやギターの練習をすれば指が軽やかに動く様に、喉周りの筋肉もトレーニングによってある程度自由に動かす事が可能になります。

しかし、だからと言って普通の筋トレの様に「強い負荷をかけて栄養を摂れば良いんだ!」と言っているのでは無い事に注意してください。
ピアノやギターが上達しても、「指の筋肉がモリモリになったな~」とはおそらく思わないですよね?
それなのに何故歌や楽器が上達するのかといえば、それは脳から筋肉に送られる神経が発達し、細かい筋肉が自由に動く様になる為なのです。
特に喉の筋肉は細かく小さい為に操作が難しいのですが、神経が発達する事で「必要な筋肉は動かし、それ以外の部分はリラックスさせる」という動作が可能になります。

まとめ

最後にもう一度、重要な事をまとめます。
・声は声帯から生まれ、共鳴腔で大きくなる
・お腹から声は出ない
・脳は筋肉に命令を出しており、神経が発達する事で細かい筋肉がコントロール出来る

以上です。
声が出る仕組みについての記事、いかがだったでしょうか?
少し長くなってしまいましたが、練習の考え方が変われば飛躍的に能力が上達する事もあるので、是非頭に入れておいてくださいね!(*^_^*)

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