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歌い手が喉を最高の状態に保つ為にやるべき事(簡単篇)

この記事の所要時間: 441

こんにちは!東京都内でボイトレを教えているボイストレーナーの酒井です。

今回は喉の管理・ケアについて2回に分けて書いてみます。
私はすぐに喉が枯れたり、痛くなってしまったりと喉が弱い人間なので、日常生活の中で色々な事に気を付けています。

どれだけ効果があるのかを★の数で評価しながら書くので、出来る物はどんどん取り入れてください。

喉を痛める歌い方、喋り方をしない(効果★★★★★)

歌手にまず重要なのはコレです!

普段歌わないよって方はそこまで関係無いかもしれませんが…。

悪い発声で無理に叫んだりする事は、喉にダイレクトに攻撃している様な物であり、ボイストレーニングをして発声を改善する事が喉のケアに繋がります。

ひょっとしたら大声よりも喉に負担をかけるささやき声

また、意外と知られていませんが、実は「ささやき声」は喉に悪いです。

声帯(声を出す為の器官)に息がたくさんかかり、声帯が乾きやすくなってしまうからです。

歌う時に表現として使うウィスパーボイスは必要なテクニックですが、「ひそひそ…」と喋るよりもハキハキと大きな声で喋った方が喉の消耗は少ないという事です。

水分を補給する(効果★★★★★)

これもとても重要です。

水分を補給する事で口の中が湿り、その水蒸気が声帯を湿らせてくれます。

逆に口が乾くと声帯も乾いてしまい、強い力をかけなければ声が出にくくなり、結果的に喉に無理をさせてしまいます。

飲む量については気にせずとにかくこまめに飲んでいれば良いと思うのですが、名著「“歌う力”をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術」の著者、ロジャー・ラブ氏は、

水は毎日最低約2リットル、出来れば4リットル近く飲んだ方が良い。

と書いています。

4リットルは流石に言い過ぎな感もありますが、一度試してみる価値はあるでしょう。
ですが、ここで飲むのが甘ったるいジュースとかだと良くないのでやはりちびちび水を飲むのが良いと思います。

飲む物は水でなくても良いのか?

これには色々な意見があります。

ロジャー・ラブ氏は紅茶・コーヒーなどにはカフェインが含まれていて、カフェインは体の水分を奪って痰を濃くしてしまう為に良くないと書いています。

また、乳製品を摂取するのも痰を濃くしてしまうので良くないと書いています。

それでは、お茶はどうか?
これは私が以前習っていた先生が言っていた事なのですが、お茶を飲むと喉の粘膜の成分を流してしまう為、お茶も良くないそうです。

…結論として、やはり飲む物は水(常温~少し温かいぐらい)が良いのでしょう。

歌手の方はよくハーブティーやハチミツティーなど(とんこつスープを飲むという人もいますね)を飲んでいますが、結局声帯に直接液体が接触する訳ではないので、正直そこまで効果は無いのではないか?と思っています。

ちゃんと寝る(効果★★★★☆)

皆さん、ちゃんと寝れていますか?

最近では毎日7~8時間寝ないと早死にしてしまうなんていう怖いデータもありますが、喉を酷使する歌い手にとって、睡眠時間は絶対に必要です。

人間の体は長い時間寝ていないと全身の筋肉がこわばってしまい、緊張の範囲は喉にも及びます。

喉が緊張してしまうという事は声帯の周りが緊張するという事であり、軽やかな音程移動などが出来なくなってしまいます。

また、睡眠不足の生活や昼夜逆転生活を続けていると自律神経が狂ってきたりして、ストレスによって、もはやまともに歌える状態ではなくなってしまいます。

メンタルが歌に及ぼす影響は大きいのですが、それはまた別の記事で書こうと思います。

栄養を摂る(効果★★★☆☆)

歌手は喉を使う演奏者であり、喉の修復の為に栄養を摂る事は勿論大切です。

食べたものを消化する時に体は大きなエネルギーを必要とする為、全身の血行促進(=首や肩を温める事)にもなります。

また、歌う為に指令を出している脳がエネルギーを欲している為、栄養不足になると頭の回転が悪くなり、瞬発性のある歌が歌えなくなってしまうでしょう。

栄養を摂るって言っても何を摂れば良いの?

とりあえずは、カロリーとビタミンです。

ビタミン類には粘膜の保護や抗炎症作用がある為、「マルチビタミン&ミネラル」を1粒程飲んでおくと良いと思います。

先ほど上にも書きましたが、私は喉の筋肉回復にもタンパク質が必要だという事でプロテインも飲んでいます。

首を温める(効果★★★☆☆)

喉の血行が悪くなると、声帯周りの筋肉が緊張して上手く声を出せなくなったり、声帯の回復が遅くなったりします。

首を温める事は声に良いだけではなく、風邪の予防などにも繋がるので是非やりましょう。

まずは朝起きたらシャワーを浴びて喉~肩を温めます。

その後は一日の中でマフラーやネックウォーマーを首に巻いておき、寝る時にもマフラー(タオルでも良いでしょう)を首に巻いておくと、翌日に声が出しやすくなります。

最後に…

日常生活でも出来る喉の管理方法5つを紹介しましたが、如何でしたでしょうか?

この記事を見ていると、「特別な事の前に健康でいる事が歌うのにも大切」という事がよく分かりますね。

さて、冒頭にも書いた様にこの記事は次の「歌い手が喉を最高の状態に保つ為にやるべき事(道具も使うよ篇)」に続きます。

お楽しみに~。

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